三国新道商店街|商店街の取り組みと【今・昔】

『三国』という地域

大阪から池田・能勢方面へ通じる能勢街道を遮る神埼川の船の渡し場として古い文献にも「三国」の地名が見られます。
大阪中心部にごく近い別荘地として有名で、大きなお屋敷が点在する田園風景の広がるのどかな集落であったと伝えられています。

三国の渡し跡

商店街の原型
100年前の三国駅
大正3年に箕面有馬電気軌道(現 阪急電車)三国駅が完成しました。
三国周辺は水利・交通の便が非常に良いため、これを機に大規模な工場がたくさん出来ていき、町の様子は一変してしまいました。
その工場で働く工夫さんたちを相手にポツリポツリと店舗が増えて今の商店街の原型が出来ました。
戦後間もない頃は今のようなアーケードは出来ておらず、バスが走っていました。
江坂方面から榎木橋を経てバスに乗って買い物に来るお客さんも多くいたという話です。
いつも商店街には人が集まり、年末にもなると年越し準備のお買い物をされるお客様で商店街を歩くのもやっとの事でした。
アーケードができる前の商店街/年末の風景
商店街振興組合
昭和37年8月に「商店街振興組合法」が施行されました。
駅に近い「新道商店街」を皮切りに、「三進商店街」「新三商店街」と順番に振興組合化していきました。
現在のアーケードの形が違うのはその為です。
  • 新道商店街
  • 三進商店街
  • 新三商店街
愛称『サンティフルみくに』
平成5年2月14日にカラー塗装の完成式典に合わせ、三国商店街連合会では愛称の一般応募を致しました。
式典当日には祝賀パレードが行われて、「サンティフルみくに」の名付け親の方には賞金10万円のお礼が送られました。
サンティフルの「サン」は太陽という意味を加え、3つの商店街の「3」をもじっています。
「ティフル」はビューティフルをイメージしています。
愛称『サンティフルみくに』
50周年祝賀会
平成28年12月22日地域の皆様のおかげで50周年を迎えることができました。
翌1月18日にアスティルホテル新大阪で祝賀会が開かれ沢山の方にご来賓頂きなごやかな雰囲気で苦労話や思い出など、懐かしい話が飛び交いました。
愛称『サンティフルみくに』
現在の商店街
今でも商店街は昔馴染みのお客様はもちろん、新しくご近所に越して来られたお客様にも利用して頂いており、 「みくにマルシェ」「風鈴ストリート」などのイベント時にはたくさんの方にお集まり頂いてます。
  • 現在の商店街
  • 現在の商店街
  • 現在の商店街
  • 現在の商店街
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